【広報・ホームページ担当者必見!】
イベント記録写真の撮り方6つのポイント
法人ホームページ掲載用にイベントの記録写真を撮らなければらない…!といった広報・ホームページ担当者さん向けに撮影のポイントをまとめてみました。
1.とにかく沢山撮る
写真に慣れていない人にとって、良い写真を撮る一番の近道は「とにかく沢山撮る」こと。必要なシーンの写真がなければ何もできません。
たくさん撮った中に一枚でも使える写真があれば、という気持ちで撮ることが一番大事です。
ぶれていることもあるかもしれませんが、まずは左右色々な角度から、アップや引きなど、たくさん撮影しましょう。
撮影する角度を少し変えることにより写真の印象は大きく変わります。
「たくさん撮る」とはいえ何も考えずにシャッターを押すのではなく、喋っている人を撮るときにはうつむいている瞬間ではなく(原稿などを読んでいたりすると、顔をふせぎみになってしまいがちです)、顔を上げた瞬間にシャッターを押すなど、「被写体の表情を移す」ことを意識することも大切です。
身振り手振りをしながら話をしているのであれば、その様子も入れてみると、より写真がいきいきしてきます。
2.カメラで写真は削除しない
撮影後、カメラの液晶でチェックして削除をしてはいけません。操作ミスにより別の写真やすべての写真を削除してしまう可能性もありますし、不思議な事に改めてパソコンで確認したりデザインにはめてみたりすると「ダメだと思ったけど見直したらいい写真」ということもあるのです。
そのため、その場でカメラでチェックして削除するのではなく、撮影した写真は一旦持ち帰り、後日ゆっくり確認を行いましょう。
3.フラッシュは直当てしない
バウンスができる外付けフラッシュがあれば、それを使いましょう。
※バウンス・・・発光部が回転したり、上に向けられたりするフラッシュを用いて、壁や天井にフラッシュ光を当てること。
また、フラッシュは直当てすると背景に大きな影が出ていかにも「フラッシュを焚きました!」という写真になってしまいます。
撮影の場所によっても変動しますが、影を入れずに綺麗に撮影するためには「天井バウンス」が有効的です。
※天井バウンス・・・天井に向けてストロボを焚き、光を拡散させる方法
※ストロボ・・・カメラ用の発光装置のことで、フラッシュとも呼ばれる。暗い場所での光源になるほか、晴天時でも補助光として使用する場合もある。
4.遠慮せずに最前線で撮る
写真を撮るためには壇上や主催者に適切な距離近づかなければいけません。
遠慮をしてしまって遠くから撮っているだけだと、後から写真を見返したときに、被写体が小さすぎて一体何をしているかわからないものになってしまいます(大抵撮影中はそのことに気がつかないものです)。
そのため、できるだけ最前線に行って撮影を行ってください。その方が綺麗に撮影できます。
しかし、カメラマンはあくまでもイベントの主役ではなく黒子ということは頭に入れて、できる限り目立たないようにはしましょう。
5.写真でその日の1日の流れがわかるかを意識する
休みなく全ての写真を抑えることは必ずしもないかもしれません。
しかし、撮影しながら撮った写真で1日の流れが言葉なしで説明できるかと考えながら撮りましょう。
できるだけ1日の流れに沿って見落としがないように事細かく撮影することが重要です。
6.「説明がなくても分かる写真」を意識する
説明をしなくても誰が何をしている様子かがわかる写真はホームページ掲載用としては最適です。
「プレゼンしている人」「話を聞いている来場者」など何を主役として写真を撮るかを考え、適切なズームをして撮影することで、必要のない情報を削りましょう。
事前準備も重要
まとめ
下手でも数打てば当たるというわけではありませんが、いろんな角度に動いて撮影してみましょう。時には壇上に上がって景色を確認するのも良い撮影をする事に繋がります。