ヴァイオリンコンクール/国内レベル2023一覧

ヴァイオリンを本格的にやっているなら、ヴァイオリンコンクールは受けてみたいですよね。

現在、日本で行われている主なヴァイオリンコンクールです。

・日本音楽コンクール
・全日本学生音楽コンクール
・全日本弦楽コンクール
・東京音楽コンクール
・仙台国際音楽コンクール

このコンクールは日本のコンクールの中でも、最高レベルのコンクールです。

その他、未就学児(幼児)から参加できるコンクールも多くあるので、初めてのコンクールの方、初心者でコンクールに出るのが不安な方は予選レベルが★、★★で参加してみるといいですね!

コンクールは、客観的に自分の実力を点数で判断してもらえるので、自分の実力が世間的に見てどんなものなのか知る良い機会です。是非コンクールに参加してみましょう!

国内

日本音楽コンクール(ヴァイオリン部門)

日本で最も歴史があり、権威のあるコンクール『日本音楽コンクール』
毎日新聞とNHKが主催しています。
ヴァイオリン部門は毎年開催。
約1週間の間に3回の本番でこれだけ演奏するので、奏者の実力はもちろん、精神力も試されるコンサート。

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客開催になりましたが、2021年度はホールで開催されます。

 

期  間 【予選】8・9月   【本選】10月 
場  所  東京
主  催  毎日新聞社 ・ NHK
連絡先  公式サイト
対象者  7月31日現在満15歳以上満29歳以下
 課題曲
認知度  ★★★★★
予選レベル  ★★★★★+
入賞レベル  ★★★★★+

全日本学生音楽コンクール (ヴァイオリン部門)

毎日新聞社が1947年から主催しているコンクールで通称「毎コン」と呼ばれています。
第1回大会が1947年に開催され、第1回全日本学生音楽コンクールがピアノ、バイオリン(小、中、高校)、独唱(高校)、合唱(小、中、高校)の4部門で開催されました(小学校は3年生以上)。

予選本選は、東京、大阪、名古屋、北九州、北海道の5つのエリアで開催され、予選から本選、全国大会へ進むことができる人数もかなり少ないです。全国大会出場者のレベルは高くなります。

小学4年生以上なので、低学年は受けることが出来ません。小学生のカテゴリーは1つしかないため4年生だと予選通るのは難しいです。

 

期  間 【予選】予選8~9月 【本選】10~11月 【全国大会】11~12月
場  所 【予選・本選】東京・北海道・名古屋・大阪・北九州 【全国大会】神奈川
主  催  毎日新聞社
連絡先  公式サイト
対象者  小学4年生以上から高校生まで
 課題曲
認知度  ★★★★★
予選レベル  ★★★★☆
入賞レベル  ★★★★★+

 

 

全日本弦楽コンクール

全日本弦楽コンクールはホール審査、動画審査が選べる弦楽コンクール

全日本ピアノコンクールと同じ日本音楽協会が主催を務めます。

十分な指導・演奏経験を積んだ弦楽指導者が審査を行い、地区大会では動画審査と会場収録審査にしているのが特徴。
本選ではライブ配信を行うなど、オンラインならではの特徴を備えたコンクール。

トップバッターは点数が伸びなかったり、高得点の次は得点が低かったりと順番によって評価が異なる通常のコンクールとは違い、オンラインの場合は審査員が何度も動画を見返すことで公平に保てるのが特徴です。

期  間 【予選】11~2月 【本選】4月
場  所 【予選・地区大会】動画・会場  【全国大会】東京
主  催  一般社団法人日本音楽協会
連絡先  公式サイト
対象者  小学生から社会人まで
 自由曲
認知度  ★★★★★
予選レベル  ★★☆☆☆+
入賞レベル  ★★★☆☆

ブルクハルト国際音楽コンクール(弦楽器部門)

参加資格は15歳以上。予選、本選共に自由曲で同一曲も可。ただし規定の時間超過は失格。統計によると半数が予選を通過しています。

東京国際芸術協会( TIAA)が主催者。

2020年はコロナウイルスの影響で、予選は全てオンライン審査でしたが、2021年は愛知・大阪・東京で予選を開催。

期  間  【予選】3~4月 【本選】6月
場  所  東京
主  催  一般社団法人 東京国際芸術協会( TIAA)
連絡先  公式サイト
対象者  15歳以上 年齢上限、国籍は問わない
 8分以内の自由曲
認知度  ★★☆☆☆
予選レベル  ★☆☆☆☆
入賞レベル  ★★☆☆☆

 

東京音楽コンクール(弦楽部門)

新人音楽家の育成を目的とし、2003年の第1回大会開催以降、毎年開催されています。

公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化会館、読売新聞社、花王株式会社、東京都の四者が主催。

 

期  間 【予選】6~8月【本選】8月【優勝者&最高位入賞者コンサート】1月
場  所  東京
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化会館/読売新聞社/花王株式会社/東京都
連絡先  公式サイト
対象者  15~30歳まで 定員約120人
 課題曲
認知度  ★★★★☆
予選レベル  ★★☆☆☆
入賞レベル  ★★★☆☆

 

日本クラシック音楽コンクール(ヴァイオリン部門)

日本クラシック音楽協会が1991年から主催しているクラシック音楽のソロ、アンサンブルのコンクール。通称「クラコン」と呼ばれます。国内のコンクールの中では初の自由曲制を採用していて、予選会・本選会・全国大会通して自分の得意な曲、好きな曲で参加することができるのが最大の特徴です。

予選会・本選会は日本全国のホールで開催、居住地に関係なく出場会場を選ぶことができます。(複数会場参加可能)

2020年はコロナウイルスの影響でYouTubeにてウェブコンサート開催。

ヴァイオリンコンクール/国内レベル2022一覧

期  間  【予選】7~8月【本選】9~10月【全国大会】12月
場  所  東京・大阪など
主  催  日本クラシック音楽協会
連絡先  公式サイト
対象者  未就学児から成人まで
 自由曲
認知度  ★★★☆☆
予選レベル  ★☆☆☆☆
入賞レベル  ★★★☆☆

全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

東京国際芸術協会( TIAA)が主催者。

課題曲はなく、自由曲で応募できます。

サントリーホール・ブルーローズで行われる披露演奏会に出演できることも魅力です。

期  間 【予選・本選】3月
場  所  東京・神奈川
主  催  一般社団法人東京国際芸術協会
連絡先  公式サイト
対象者  未就学児から大学生まで
 自由曲
認知度  ★★★☆☆
予選レベル  ★☆☆☆☆
入賞レベル  ★★★☆☆

日本ジュニアヴァイオリンコンクール

2021年度は会場審査のお申込みを締め切ったが、5月1日締切の動画審査を受けることができます。今年で第7回となるまだ歴史の浅いコンクール。

期  間 【予選・本選】4月
場  所  東京
主  催  IJMC 事務局
連絡先  公式サイト
対象者  未就学児または小学生まで
 自由曲
認知度  ★☆☆☆☆
予選レベル  ★☆☆☆☆
入賞レベル  ★★☆☆☆

神奈川音楽コンクール

「かながわ音楽コンクール」は「技巧より感性」を合言葉に、神奈川県内における音楽教育の向上・優れた音楽的才能の発掘・音楽の普及を目的として1985年に創設されました。

期  間 【予選】4月【本選】5月
場  所  神奈川
主  催  かながわ音楽コンクール事務局
連絡先  公式サイト
対象者  未就学児から成人まで
 課題曲
認知度  ★★☆☆☆
予選レベル  ★☆☆☆☆
入賞レベル  ★★★☆☆

日本ヴァイオリンコンクール

今年で第6回となるまだ歴史の浅いコンクール。

 

期  間 【予選】7~8月【本選】9月
場  所  東京
主  催  日本芸術センター
連絡先  公式サイト
対象者  15歳以上
 課題曲と自由曲
認知度  ★☆☆☆☆
予選レベル  ★★☆☆☆
入賞レベル  ★★☆☆☆

関西弦楽コンクール

日本唯一の弦楽器の専門家のための全国組織「日本弦楽指導者協会(JASTA)」が主催。

 

期  間 【予選・本選】8月
場  所  東京
主  催  日本弦楽指導者協会
連絡先  公式サイト
対象者  未就学児から成人まで
 課題曲と自由曲
認知度  ★☆☆☆☆
予選レベル  ★☆☆☆☆
入賞レベル  ★★☆☆☆

刈谷国際音楽コンクール

愛知県のほぼ中心に位置する刈谷市で開催される国際コンクール。

ピアノ・フルート・弦楽器(ヴァイオリン・チェロ)の部門があります。

【聴衆賞】はご来場の皆さんが一般審査員となり、一般の部の本選に残った出場者の中から「最も心に残った演奏者」を選んで投票できます。

期  間 【予選・本選】8月
場  所  愛知
主  催  刈谷国際音楽コンクール実行委員会
連絡先  公式サイト
対象者  小学生から成人まで
 自由曲
認知度  ★☆☆☆☆
予選レベル  ★☆☆☆☆
入賞レベル  ★★☆☆☆

大阪国際音楽コンクール

2000年にスタートした国際的な総合コ音楽ンクール

ピアノ、声楽、弦楽器、管楽器部門などがあります。

期  間 【予選】7~8月【ファイナル】10月
場  所  大阪
主  催  大阪国際音楽コンクール事務局
連絡先  公式サイト
対象者  小学生から成人まで
 自由曲
認知度  ★☆☆☆☆
予選レベル  ★☆☆☆☆
入賞レベル  ★★☆☆☆

仙台国際音楽コンクール

 

際音楽コンクール世界連盟加盟。国内外の一流の奏者が競うハイレベルなコンクール。2001年から3年に1度開催。ヴァイオリンとピアノの2部門で行われ、コンチェルト(協奏曲)を課題曲の中心に据えているのが特徴。本選では、仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演します。

賞金参考:1 位:300万円 2 位:200万 円・・・

期  間  第8 回2022 年5,6 月(3年ごとに開催)
場  所  宮城県
主  催  仙台国際音楽コンクール組織委員会/仙台市/公益財団法人 仙台市市民文化事業団
連絡先  公式サイト
対象者  30歳まで
 課題曲
レベル  ★★★★★+

売上金の一部で以下の団体を支援しています

全日本ピアノコンクール 全日本弦楽コンクール