フルートコンクール/2025国内レベル別一覧

フルートコンクール

フルートを本格的にやっているなら、フルートコンクールは受けてみたいですよね。

現在、日本で行われている主なフルートのコンクールです。

・神戸国際フルートコンクール
・日本音楽コンクール
・全日本管楽コンクール
・日本管打楽器コンクール
・日本フルートコンヴェンション

このコンクールは日本のコンクールの中でも、最高レベルのコンクールです。

その他、小学生から参加できるコンクールも多くあるので、初めてのコンクールの方、初心者でコンクールに出るのが不安な方は予選レベルが★、★★で参加してみるといいですね!

コンクールは、客観的に自分の実力を点数で判断してもらえるので、自分の実力が世間的に見てどんなものなのか知る良い機会です。是非コンクールに参加してみましょう!

 

国内

日本音楽コンクール(フルート部門)

日本で最も歴史があり、権威のあるコンクール『日本音楽コンクール』
毎日新聞とNHKが主催しています。
フルート部門は3年に一度の開催です。

約1週間の間に3回の本番でこれだけ演奏するので、奏者の実力はもちろん、精神力も試されるコンクール。

期間【予選】8・9月   【本選】10月 ※3年に一度開催
場所東京
主催毎日新聞社・NHK
連絡先公式サイト日本音楽コンクール
対象者7月31日現在満17歳以上満29歳以下
課題曲
認知度★★★★☆
予選レベル★★★★★+
入賞レベル★★★★★+

 

日本管打楽器コンクール(フルート部門)

1984年に第1回が行われ、これまでに多数の演奏家を輩出しています。主に若手の演奏家の登竜門として位置付けられています。

公益財団法人日本音楽教育文化振興会が主催しています。
フルート部門は3年に一度の開催です。

期間8月上旬~8月下旬(予定) 1次・2次予選・本選 ※3年に一度開催
場所東京
主催公益財団法人日本音楽教育文化振興会
連絡先公式サイト日本管打楽器コンクール
対象者1985年4月2日以降に出生の方まで
課題曲
認知度★★★★☆
予選レベル★★★★★
入賞レベル★★★★★

 

全日本管楽コンクール

全日本管楽コンクールは予選が動画審査、全国大会がホール対面審査という新しい審査方法の管楽コンクールです。
日本音楽協会が主催を務めています。

十分な指導・演奏経験を積んだ弦楽指導者が審査を行い、予選では動画審査にしているのが特徴。
全国大会ではライブ配信を行うなど、オンラインならではの特徴を備えたコンクール。
小学生部門 / 中学生部門 / 高校生部門 / 大学生・院生部門 / 一般プロ部門 / 一般部門の6部門があります。

トップバッターは点数が伸びなかったり、高得点の次は得点が低かったりと順番によって評価が異なる通常のコンクールとは違い、オンラインの場合は審査員が何度も動画を見返すことで公平に保てるのが特徴です。

期間【予選】エントリー期間 1月
【全国大会】5月
場所【予選】動画
【全国大会】江戸川区総合文化センター小ホール
主催一般社団法人日本音楽協会
連絡先公式サイト全日本管楽コンクール
対象者1月1日の時点で小学生~一般部門の年齢である方
自由曲
認知度★★★★☆
予選レベル★★☆☆☆⁺
入賞レベル★★★☆☆

 

びわ湖国際フルートコンクール

毎年、滋賀県高島市で開催。
アドヴァンス部門(高校生以下)もあります。

びわ湖 国際フルートコンクール実行委員会が主催。

期間【第一次予選】3月
【第二・第三次予選・本選】5月
場所【第一次予選】動画審査
【第二・第三次予選・本選】滋賀県高島市
主催びわ湖 国際フルートコンクール実行委員会
連絡先公式facebook びわ湖国際フルートコンクール
対象者【一般部門】年齢は問わない。
【ジュニア部門】2006年5月5日以降に出生した者。
課題曲
認知度★★★★☆
予選レベル★★★★☆+
入賞レベル★★★★☆+

 

東京音楽コンクール(木管部門)

本選ではオーケストラと共演する他、聴衆の投票により、最も多い票を得た出場者に「聴衆賞」が贈られます。入賞者へのサポートが手厚いこともあり、若手演奏家の登竜門の一つとなっているのです。他に類を見ない日本を代表するコンクールです。

東京文化会館、読売新聞社、花王株式会社、東京都の四者が主催しています。

審査部門はピアノ・金管・木管・声楽・弦楽の5つ。年によって開催部門は異なります。

期間【第1次予選】6月
【第2次予選】8月
【本選】8月
場所【第1次予選】東京文化会館小ホール
【第2次予選】東京文化会館小ホール
【本選】東京文化会館大ホール
主催東京文化会館
読売新聞社
花王株式会社
東京都
連絡先公式サイト東京音楽コンクール
対象者18~30歳
課題曲
認知度★★★★☆
予選レベル★★★☆☆+
入賞レベル★★★☆☆+

 

仙台フルートコンクール

2005年より毎年開催されているフルートコンクール。
一般部門の他、高校生・中学生以下の部門があります。

期間10月
場所日立システムズホール仙台 コンサートホール
主催仙台フルートコンクール実行委員会
連絡先公式サイト仙台フルートコンクール
対象者中学生以下、高校生、一般
課題曲
認知度★★★☆☆
予選レベル★★★☆☆+
入賞レベル★★★★☆+

 

大阪国際音楽コンクール

2000年にスタートした国際的な総合音楽コンクール

sectionⅠ、sectionⅡ、sectionⅢの3部門があり、フルートは全てのセクションにあります。

期間【予選】7月
【地区本選】7月、8月
【ファイナル】10月
場所【予選】音源審査
【地区本選】全国、海外、映像
【ファイナル】大阪
主催大阪国際音楽振興会
連絡先公式サイト大阪国際音楽コンクール
対象者全部門年齢上限なし
課題曲、自由曲
認知度★★☆☆☆+
予選レベル★★☆☆☆+
入賞レベル★★★☆☆+

 

全日本学生音楽コンクール(フルート部門)

全日本学生音楽コンクールは、毎日新聞社が1947年から主催している歴史あるコンクールです。
学生向けのコンクールで、フルート部門は中学校の部・高校の部のみになります。

予選は、東京、大阪、名古屋、北九州、北海道の5つのエリアで開催され、予選から本選、全国大会へ進むことができる人数もかなり少ないです。全国大会出場者のレベルは高くなります。

部門はフルートの他、ヴァイオリン、ピアノ、声楽、チェロ部門があります。

期間【地区大会】8月~10月
【全国大会】11月
場所【地区大会】東京、大阪、北九州、名古屋、北海道
【全国大会】横浜みなとみらいホール
主催毎日新聞社
連絡先公式サイト全日本学生音楽コンクール
対象者中学生、高校生
課題曲
認知度★★★★☆
予選レベル★★★★☆
入賞レベル★★★★☆+

 

日本フルートコンヴェンション

日本フルートコンヴェンションは、2年に1度、日本の色々な都市で開かれる日本のフルート界にとっても最大のイベントです。
一般社団法人日本フルート協会が主催しています。

国内だけでなく海外の参加者もいるハイレベルなコンクールです。

ソロ部門・ピッコロ部門・アルトフルート部門・アンサンブル部門の4部門があります。

期間8月(予定)
場所昭和音楽大学(予定)
主催一般社団法人 日本フルート協会
連絡先公式サイト一般社団法人 日本フルート協会
対象者-
課題曲
認知度★★★★☆+
予選レベル★★★★☆+
入賞レベル★★★★★

 

神戸国際フルートコンクール

1985年より開催。フルート単独の定期的な国際コンクールとしては世界で唯一。
4年毎に兵庫県神戸市で開催されます。

今や世界のフルート界の主流を成しており、世界への登竜門として高い評価があります。
海外からの参加者も集まります。

期間【第1次審査】8月~9月
【第2・3次審査、本選】3月 ※4年毎に開催
場所【第1次審査】オンライン
【第2・3次審査、本選】兵庫県神戸市
主催神戸国際フルートコンクール運営委員会
神戸市 公益財団法人神戸市民文化振興財団
一般社団法人日本フルート協会
連絡先公式サイトhttps://kobe-flute.jp/
対象者12月31日の時点で、15歳以上32歳以下
課題曲
認知度★★★★★+
予選レベル★★★★★+
入賞レベル★★★★★+

売上金の一部で以下の団体を支援しています

全日本ピアノコンクール 全日本弦楽コンクール