練習の成果を発揮したい、フロー状態になる方法。

 

 

フロー状態。絶対的集中。一つの活動の中に埋没していて、何も気にならなくなる。

 

いつも気が散ってしまって、結局なにも手につかなかったなんてこともあると思います。

演奏会が近くて練習をしたいのに、この前のミスした箇所のことが頭から離れなくて、そのことばかり考えていたら時間が過ぎていたり、このYouTubeを一本みたら練習しようと思っていたら、次から次へと見てしまい、結局練習できなかったり。

 

もちろん、一生懸命練習に取り組んだとしても、なんだか調子が出ないままの時などあると思います。

 

集中するのにもある程度コツがあるといわれています。

 

まず、何かを始めるコツとしまして、「始めてしまう」というのが、よく言われていることです。

まったく気が乗らなくても、始めてしまうことにより、気分が盛り上がっていって「作業興奮」が起こります。

やる気が出ないのは、やり始めないからなんて言われたりもします。

なので、「やる気が出てくるのを待つ」というのは、実は正しくありません。

やり始めないとやる気は出ないのですから。

まず、やりたくなくてもやり始めてしまうというのが、実際、効率的な考え方です。

 

かと言って、ただやっているだけでは、闇雲に進んでいてる気がします。もちろん、それでもいいのですが、何かしら、上達を目指したり、気が散らないで集中もしたい。

 
よく、フロー状態に入りやすい職業の例で、

 

料理人や、職人、が出てきたりします。これらの特徴として、仕事の段取りを完全に把握しているということが挙げられます。

事前準備をしっかりすることで、その作業で次に何をすればいいのか迷わず行えるということです。

つまり「次に何をやろうか?」という疑問が、いままで集中力を妨げていたのです。

 

事前準備を行うことで、無駄な心配が減ります。

そして、何をすればいいのか自分で把握できます。それを理解することにより集中ができる。

 

目標の立て方としまして、いきなり大きな目標を掲げると、挫折しやすいとも言います。

いくら頑張ったとしても、なかなか、そこへ到着しないということは、ストレスにもなりますし、嫌になってしまいます。

 

大事なのは、段階を区切ること。

 

全体目標を設定したうえで、できるだけ細かく、そこに行き着くまでにやることを決めてしまうこと。

最初は簡単なことからでいいと思います。

たとえば、スマホを手放せないのなら、十分間、手放してみる。

それが成功したら、次の十分に、起き上がり、机の前に座る。次は参考書を開くこと。と、あまりに細かく設定しているように感じるかもしれませんが、その簡単だった一つ一つの設定が、一つ達成するごとに、目標へ確実に近づいていることが意識できます。

でも、焦らず、一つ一つこなしていくことにより、次に何をすればいいのか自分で分かっていればいるほど、迷いなく行動していくことができるようになります。

簡単なことをクリアし、次に少しだけ難しいことを加えてクリアする。それを繰り返すことにより、集中が生まれていく。

気が付けば、随分と作業の中に埋没しているということに気づくと思います。

不安が多いときは、事前準備をとにかくしておくことが重要と言います。

準備不足が、恐怖を生むからです。

 

そのプレッシャーから逃げたいがために、準備以前の「楽なこと」をしてしまいがちなのですが、

とにかく、始めてしまい、そこで少しでも良いので、目標を一つ一つクリアしていければ、いつのまにか作業が終わっていたなんてことになるかもしれません。

 

演奏会、ピアノコンクール、学校行事、様々な緊張の中、日ごろの練習の成果が、沢山の準備の下、発揮されることを祈っております。

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