10月は運動会が多いですね。
自分の子供をステキな写真で残したいと思いながら、動きのある撮影はピントが上手く合わなくて困ります。
動きが早い被写体にピントを合わせ続ける設定・子供の運動会にピッタリのカメラ設定を紹介。
オートフォーカスを使いこなす
運動場を走り回る被写体に、全くピントが合わないわとお悩みのお母さんお父さん。それは動く被写体用のオートフォーカスモードに設定をしていないからなのです。
運動会にオススメなのはスポーツモード
「スポーツモード」は「自分では細かい設定ができない、完全カメラにお任せオート」です。ピントを合わせる場所をカメラが決めて、明るさの微調整をする「露出補正」という機能も使えなくなるので「完全カメラにお任せオート」は卒業しましょう、と書きました。けれども、運動会のようなシャッターチャンスに集中したいときにはカメラの設定は最小限にしたいところ。カメラ任せで上手に撮れるならそれでOKです。
スポーツモードに設定すると、カメラは
- AFモードを「コンティニュアスAF」に
- シャッタースピードをできるだけ早くしてくれます。自分で設定すると2回必要な設定が1回で済みます。そして「連写」設定にすれば、運動会写真の撮影にバッチリです。
写真が暗くなる
写真が暗いときには「露出補正」で明るくするのが基本ですが、スポーツモードでは「露出補正」は使えません。運動会は日当たりのいい場所で行いますよね。だからスポーツモードでうまく撮れたのです。
普段の公園遊びなどで、日なたや日かげの両方で撮る場合は、
- 設定1
-
- シャッタースピード優先モードで、シャッタースピードを1/1000秒より早く
- AFモードは「コンティニュアスAF」
- 連写
の設定で撮ってみて、写真の明るさが暗いor明るいと感じるときには、「露出補正」で微調整してください。
子供にピントが合わない
スポーツモードにすると、ピントを合わせる場所はカメラが決めます。カメラによって違いはあるものの、一般的には一番前にある被写体にピントを合わせようとします。運動会で徒競走を撮る場合、わが子が先頭を走っているならそこにピントが合う確率は高くなりますが、もしも3番手で走っている場合ピントが合わない可能性があります。
その場合は、CASE1に書いた「設定A」を使って、ピントを合わせる場所(フォーカスポイントと言います)を自分で設定しましょう。中央の1点を選択し、お子さんが真ん中に来るようにフレーミングすればピントが合います。